導入事例


IRの現場で活躍する English Help Desk™
株式会社ミルボン様の導入事例


「オージュア」をはじめとする、美容室専売のヘアケア商品の製造・販売を手掛ける「株式会社ミルボン」。1960年の創業以来、「すべては、ヘアデザイナーとともに」という理念のもと、一貫して美容師・美容室に絞った事業を展開しています。主力商品としてヘアケア製品やヘアカラーがありますが、近年では化粧品の販売にも力を入れ、美容室の収益向上をサポートしています。

今回はコーポレートコミュニケーション部 IR室に所属されている貝賀(かいが)様にEnglish Help Deskをご利用いただいた経緯や理由、サービスの感想などについてお伺いしました。

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— 貝賀様のご担当業務を教えてください。

貝賀:私はIR室に所属しており、「投資家の皆様から信頼を得て、ミルボンの企業価値向上にどう貢献できるか」を大きなミッションとして取り組んでいます。そのため、国内外の機関投資家や個人投資家の皆様に向けて企業情報を発信し、積極的にコミュニケーションを図っています。

具体的な業務としては、四半期ごとの決算発表や説明会、定期的なミーティングを通じたコミュニケーションにおいて、いただいたご意見やご提案を経営にフィードバックし、経営の改善につなげる取り組みを行っています。その中で、決算説明資料をはじめとした各種資料の日本語版および英語版の作成を担当しています。

— 英語ネイティブチェックが必要となった経緯を教えてください。

貝賀: 英訳資料にはさまざまな種類がありますが、特に決算短信のように決算発表と同時に公開する資料については、日本語と英語の同時開示が求められます。タイムリーさが重視されるだけでなく、投資判断に直結する資料であるため、品質の確保も非常に重要です。そのため、日本語資料との齟齬や、誤訳を極力避ける必要があります。

品質を担保するためには、ネイティブスピーカーによる文章作成やネイティブチェックが必須だと考えています。これまでは、私が日本語で資料を作成し、それを下訳した後に、社内のネイティブ人材にチェックしてもらうというプロセスをとっていました。

しかし、社内チェックの場合、担当者がIRの専門家ではないことや、他の業務も兼務していることから工数がかかるという課題がありました。また、資料は一度作成すれば終わりではなく、社内で修正が発生することも少なくありません。その都度、日本語版と英語版を修正する必要があり、時間がかかってしまう状況でした。

そこで、「もっとフレキシブルに英訳のネイティブチェックができる方法はないか」と模索していたという背景があります。

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— 確かに社内でネイティブ人材にチェックしてもらうといっても、チェックを専門で対応しているわけではなく、他の業務もありますよね。

貝賀:そうですね。IR業務の担当者ではないスタッフに依頼すると、どうしても時間と手間がかかってしまうのが課題でした。

私の個人的な考えでは、英訳の品質を保つためには、翻訳を外注するか、ネイティブにチェックしてもらうかのどちらかが必須だと思っています。ただ、その前提として、資料作成者が日本語と英語で分かれてしまわないほうが効率的だと感じています。理由としては、日本語で資料を作る段階で、英語にしやすい表現を意識していないと英訳が難しくなるからです。また、理想的には、日本語を作成した人がそのまま英語版も作成するのが望ましい形だと思っています。

一方で、翻訳の外注はコスト面で難しいという事情もあり、「せめてネイティブチェックだけでもなんとかならないか」と考えていました。
そんな時にEnglish Help Desk(以降EHD)に出会うことができたのです!

統合報告書や有価証券報告書といった長文の資料は完全外注するしかない場合もありますが、タイムリー性と品質のバランスが求められる資料においては、EHDのように校閲だけをお願いできるサービスが非常に助かっています。特に少人数のチームでIR業務を担当している企業には、EHDはぴったりのサービスだと感じています。スケジュールの柔軟性も高く、仕上がりも迅速で、さらにコスト面でも非常に魅力的です。305,000円という料金には、「本当にこれでいいのですか?」と思うほどの満足感があります(笑)。

さらに、修正箇所についてコメントを添えてくださるので、まさに「痒い所に手が届く」サービスだと思います。コストパフォーマンスが非常に優れており、利用してみると、期待以上のサービスでした。

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— 
EHDを実際にご利用されてみていかがでしたでしょうか?

貝賀:EHDの利用を通じて、適時性と正確性のバランスが取れた資料が完成するのはもちろん、305,000円という価格にも大変満足しています。また、添削された箇所について質問した際、迅速に回答をいただけたことも嬉しいポイントでした。さらに、これは正しい使い方ではないかもしれませんが、添削済みの資料を確認することで、自分自身の英語力向上にもつながっています。実際に資料上で直接修正を加えていただけるため、こちらの手間がかからない点も気に入っています。英語資料を読みやすく仕上げてもらえるだけでなく、この価格で利用できるのは本当にありがたい限りです!

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— 近年、機械翻訳のクオリティが向上する中で、開示のタイミングが迫ると、多少の誤訳があってもそのまま掲載する企業も増えているかと思います。そのような中で、御社では効果が判断しづらい状況であっても、しっかりとネイティブチェックを行った上で英文を開示しているとのことですが、求める訳文の基準やポリシーについて何か具体的なものがあるのでしょうか?

貝賀:機械翻訳そのままの英文では、理解しづらく、意味が曖昧な文章になってしまうことが多いと感じます。固有名詞が正しく訳されていなかったり、主語と述語の関係が崩れて意味不明になってしまったりといった問題がよく見られます。

たしかに、東京証券取引所もある程度機械翻訳の使用を容認していますし、英文資料に「日本語原文を参照してください」と記載することは可能です。ただ、日本語に置き換えて考えてみると、機械翻訳そのままの訳文は読み手にとって非常にストレスの多いものになると思います。自分が読み手であれば、そうした文章に接するのは避けたいと考えます。

IR業務においては、情報の公平性を保つことが重要です。投資家様の信頼を裏切らないためにも、英語圏の読者にとって十分に読みやすく、正確な文章を提供することが不可欠だと考えています。

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— EHDの導入を検討されている企業へメッセージをお願いします。


貝賀:「English Help Desk」は、特に少人数で英語資料を作成・管理しているIRチームなどにとって非常に有益なサービスだと思います。リーズナブルな価格かつ短時間で高品質なネイティブチェックを受けられる点が魅力です。限られたリソースで英語資料の品質を維持したいと考えている企業にとって、EHDは最適な選択肢ではないでしょうか。

— 今後もぜひお役に立てればと存じます。本日は貴重なお時間ありがとうございました。

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